発表会舞台写真③
発表会には日本舞踊をちゃんと観るのは初めてという方も多く来てくださいました。
「日本舞踊のイメージが変わった」という感想などをいただきました。
おそらく日本舞踊のイメージは
着物で古い曲に合わせ、ゆっくりとした動き。きれいな所作といったところでしょうか。
確かにゆっくりとした動きや滑らかな振りがよくみられます。
でも、日本舞踊はそれだけにとどまらず、もっと多様で奥が深い芸能です。
日本舞踊にはストーリーがあり、歌い手の声と踊り手の身体で物語を伝えます。
また老若男女、動物、想像上の生き物など役柄は色々。
お祭りで騒いでる鳶頭(若い衆)や、だらしない浮かれ坊主、色男から三枚目、また姫の様なお淑やかな女性から喧嘩好きなヤクザのお姉さんなど、様々なキャラクターがあります。
それぞれの役に合わせて振りや動き、体の使い方を大幅に変えて、特徴がわかりやすいように演じます。
息があがるような激しい動きの演目も多くあります。
舞踊そのものの芸術性に加え、衣装である着物、さまざまな小道具、舞台装置の芸術性も注目して頂きたいです。大舞台では歌舞伎さながらの舞台設定を見ることができます😊
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