かつら合わせ
七夕の昨日、銀扇会の稽古場では10月20日の発表会に向けて「かつら合わせ」がありました。
かつらは一人一人の頭の形に合わせて、オーダーメイドで作られます。
昼前に大阪から職人さんと沢山のかつらが入った大きな箱が十数箱到着!
職人さんには金属の台座部分をつくる職人「かつら師」さんと、
髪を結って櫛やかんざしで仕上げる職人「床山(とこやま)」さんがいます。
「かつら合わせ」は、踊り手の頭に合わせて台座部分になる金属の型を作っていく作業です。
まずは、かつらの中におさまるように髪を羽二重(はぶたえ)でまとめていきます。
⇧自分の羽二重姿が可笑しいと記念撮影する女子高生(笑)
続いて、踊り手の頭に合わせて、銅やアルミニウムの薄い金属板を加工していきます。
頭の丸みに合わせて、木槌や金槌で叩いて型を膨らませたり・・・
端を切り取って形を整えたり・・・
頭の形は人それぞれ。左右で丸みが違ったり、まとめた髪の量でも形が違ってきます。 地道に、合わせては切り、合わせては直すところに印をつけて、また叩いて・・・を繰り返します。
最後は、髪を結って仕上げる「床山」さんがかぶり具合を確認。OKがでたらやっと、かつら合わせが終了です!
ここから、かつら師さんによる髪の毛の取り付け、床山さんによる結いを経て、やっと1つのかつらが出来上がります。
発表会まで約3ヶ月!
出演者皆さんお稽古頑張ってます😊❗️
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