イタリア・ルッカ公演のご報告

11月13日〜20日まで公演のためイタリア🇮🇹へ行ってきました。
長崎を舞台にしたオペラ「蝶々夫人」の作曲家プッチーニの生まれ故郷であるルッカ市、ジリオ劇場からお招きいただき、
【日本の伝統芸能〜ルッカと長崎を繋いで〜】
と題して公演を行いました。

長崎から尺八の髙橋崎山先生、お箏の吉牟田美雪先生、日舞師範の藤間朋寿朗さん、ピアニストの中村卓士さんと、私、花柳太寿仁の5人でチーム「バローロ」(イタリアの代表的な高級ワイン🍷に因んで)を結成!
長崎県音楽連盟の堀内伊吹先生から
「芳醇で優雅な日本の伝統文化の香りを届けてください!」とのミッションを受け、長崎を旅立ちました✈️
長崎→成田→ドバイ→ローマ→フィレンツェ→ルッカ
飛行機と列車を乗り継ぎし、トータルの移動+待機時間は約35時間という長旅でした🛫🚄💦

私は藤間朋寿朗さんと「八千代獅子」「長崎ぶらぶら節」を。
そして現地のソプラノ歌手ラーラさんの歌と中村さんのピアノにのせて、オペラ蝶々夫人の「ある晴れた日に」を披露しました。
プッチーニも立ったという歴史あるジリオ劇場の舞台で踊ることでき、本当に夢のような時間でした✨

華やかな着物姿で舞台に登場した時のお客様の歓声や、アンコールで披露した「長崎ぶらぶら節」を真似して手拍子をする皆さんの楽しそうな笑顔は忘れられません。
言葉や文化は違っても、音楽や芸能をとおして心が通い合う瞬間や感動を共有できることは本当に素晴らしいことだなと身をもって感じました。

今回、このような素晴らしい機会をくださり、公演成功のためサポートしてくださった長崎県音楽連盟、ルッカ市、ジリオ劇場のスタッフの皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。今後益々長崎とルッカの交流が深まることを願います。
有難うございました。
一部写真をご紹介します。

日本舞踊教室 「銀扇会」

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